入門編

【カメラ初心者必見】露出を決める3つの要素

Haseda

1986年生まれ。 フリーランスの人。 カメラと音楽をこよなく愛する都内在住者。 現在「動画編集」メインの左利き。 プライベート作品はSNSで公開中。 愛機はSONYとFenderのテレキャスター。

Haseda
カメラ露出を決める3つの要素!
明るさ決めるあれだろ?
クチバシ
Haseda
そうそうそれ! 今日はそのお話をできるだけ簡単にしたいと思います♪
オメェは暗いよなぁ!!
クチバシ
Haseda
(え…写真の話だよな…)

 

カメラ露出とは取り込まれる光の量のこと

 

露出とはカメラに取り込まれる光の量のことです。

これを決定する3つの要素が

①SS(シャッタースピード)

②ISO感度

③F値(絞り)

です。

これらの3要素を理解することによって

これからの作品に必ず活きてくるので

ぜひ覚えてくださいね₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

 

①SS(シャッタースピード)

シャッタースピードとはセンサーの前にある

シャッターが開いている時間のことです。

シャッターが開いている間センサーに光が当たり

その光をもとに画像が作られます。

 

人間でいうと「目を開けっ放し」にしている状態です。

シャッターが開いている時間が長ければ長いほど光を取り込みますし

逆に開いている時間が短ければ光を取り込まない写真になります!!

SS(シャッタスピード)が長い SS(シャッタースピードが短い)
動くもの(人や車などなど) ブレる ブレにくい
明るくなる 暗くなる

つまり

動いてる光(車のライトなど)はSSが長ければ線になりますし、短ければ点になりますよぉ!!

レーザービーム撮影に関する記事はコチラ

チェック
スローシャッターで夜景撮影!レーザービーム撮影方法!【Photoshop】

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②ISO感度

ISO感度とはレンズから入ってきた光をカメラ内でどのくらい増幅させるかの指標になります。

簡単に説明すると

「カメラがどれだけ頑張っているか」

の数値になります。

ISO感度高い ISO感度低い
光量 明るくなる 暗くなる
ノイズ 出やすい(ザラザラする) 出にくい

動画ではどうしても光量を稼げないシーンが出てきますので、ISOに頑張ってもらうことも多いです。

 

では「どのくらいでノイズが出てくるの?」

と言う質問に対してはカメラによる!

本人の満足度による!

と思いますが

 

3200を一つの目安にし

ご自身で確認してみるのが一番良いかなと思います。

 

 

 

 

③F値(絞り)

絞りとはレンズから入る光の量を調整する部分です。

数字がさい方が開放方向(光をより取り込む)

数字が大きい方が絞る(光を遮っていく)状態になります。

※ちょっとややこしいですよね

 

そして。。。

F値を変えると「被写界深度(ボケ具合もしくはピントが合っているように見える範囲)」が変わります。

 

説明すると

開放 絞る
被写界深度 浅い 深い
ボケ ボケる ボケない

被写界深度に関する記事はコチラ

 

ボカしたければ開放してしまえ!!!

ボカしたくなければ絞ろうぜ!!

って解釈で大丈夫です←

 

これだけなら簡単なのですが、

絞りすぎると逆にボケが発生することもあります(面倒臭い、、、)

 

何故??

これは回折現象といって小さい穴を光が通るときに

光が波状に周囲に広がってボケてしまう物理現象です。

 

他にもレンズ収差解像度にも影響してくるのですが

とりあえずその辺は放っておいて良いと思います₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

※そこを気になるレベルで写真をやってる人はもはや初心者ではないと思うのでW

 

3要素に共通すること

実は3要素それぞれに共通している法則が存在します。

それが

「一段の数字増減で光が2倍もしくは半分になる」

 

 

SSであれば

「1、0.5、1/4 、1/8 、1/15 、1/30 、1/60 、1/125 、1/250 、1/500 、1/1000 、1/2000 、1/4000 、1/8000」

例えば「SS1/250」で撮影してる時に「1/125」に変えれば

「1段遅くした」という事になります。

その分光の量は2倍。

逆に「1/500」に変えれば「1段速めた」事になります。

その分光の量は1/2(半分)に減ります。

 

ISO感度であれば

「100、200、400、800、1600、3200、6400、12800」

例えば「ISO800」で撮影している時に「ISO1600」に変えれば、ISOを「1段上げた」ことになります。

光の量は2倍に増えたことになります。

逆に「ISO400」に変えればISOを「1段下げた」ことになるので

光の量は1/2に減ります。

 

F値であれば

「F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8、F11、F16、F22」

の幅で1段刻み。

例えば「F8」で撮影している時に「F5.6」に変えれば

絞りを「1段開けた」事になります。

これで光を2倍取り込めるようになります。

逆に「F8」から「F11」に変えれば「1段絞る」ことになりますので

光を1/2に減らすことができます。

 

つまり

シーンに合わせて数字をいじりながら同じ露出で撮影が可能!!

ということです。

 

同じ露出の例)

ISO800、F値11、SS1/8で撮影。

明るさはちょうどいいが少しだけボケてしまったので

ISO800、F値8、SS1/15で撮影した!₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

 

 

まとめ

こんな感じで自身が撮りたい作品のイメージに一番近づけるように設定を変えてください✨

数字なんかは覚える必要は全くありません!!!←

「こういうもんだ」というのが理解できればあとはいじってみるのが一番良いと思います♪

写真は自由ですから✨

 

もしああだこうだ言ってくるオジサンオバサンがいても放っておきましょう₍₍ (ง ˙ω˙)ว ⁾⁾

 

沢山楽しく撮って

もっともっと写真を好きになってくださいね☺️

 

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