入門編 写真

写真がうまくなる人が無意識にやっていること ——茶人時が語る「写真」の本質——

Haseda

1986年生まれ。 フリーランスの人。 カメラと音楽をこよなく愛する都内在住者。 現在「動画編集」メインの左利き。 プライベート作品はSNSで公開中。 愛機はSONYとFenderのテレキャスター。

写真がうまくなる人が無意識にやっていること
——茶人時が語る「写真」の本質——

「写真がうまくなりたい」
そう思ったことがない者は、おそらく写真を撮ったことがない。

カメラを構え、シャッターを切り、
あとで見返してこう思う。

——あれ、思ってたのと違う。

安心せよ、殿。
それは才能の問題ではない。
写真とは技術の前に、考え方なのだ。

写真とは「記録」ではない

多くの者が、写真を記録だと思っている。
旅行、料理、風景、人物。
確かに間違いではない。

だが、本質はそこではない。

写真とは
自分が何を見て、何を美しいと思ったかの痕跡だ。

同じ場所、同じ被写体でも、
撮る者が違えば、写真はまるで別物になる。

つまり——
写真はカメラではなく、視点が写る。

写真がうまくならない最大の理由

結論から言おう。

写真がうまくならない最大の理由は、
全部を写そうとすることだ。

初心者ほどこう考える。

・全体が入っていないとダメ
・情報は多いほうがいい
・せっかく来たから全部残したい

だが、写真は引き算の世界。

何を写さないかを決めた瞬間、
写真は一段階うまくなる。

写真構図の基本は「整理」

構図と聞くと、
三分割法だの黄金比だの、難しく感じるだろう。

だが茶人時はこう考える。

構図とは、
見る人の視線を迷わせないための整理整頓だ。

・主役はどれか
・目線はどこから入って、どこで止まるか
・邪魔なものは写っていないか

これだけでよい。

写真が一気に変わる「光」の意識

写真とは、光を写す行為だ。

同じ被写体でも、
光が違えば、写真は別物になる。

初心者に伝えたい光の鉄則はひとつ。

逆光を恐れるな。

朝夕の斜めの光。
窓から差し込む柔らかい光。

それだけで、
写真は驚くほどそれっぽくなる。

スマホでも写真はうまくなる

一眼レフじゃないとダメか?
答えは否。

今のスマホは十分すぎる性能を持つ。
問題は機材ではなく、使い方だ。

・一歩近づく
・一歩下がる
・しゃがむ
・角度を変える

ズームは最後の手段。
まずは自分の足で構図を作れ。

写真がうまい人は「撮らない勇気」を持つ

写真がうまい人ほど、
シャッターを切らない。

今じゃない。
これは違う。

そう判断できるからこそ、
一枚一枚に意味が宿る。

写真は量ではなく、
選択の積み重ねなのだ。

写真は、あなたの美意識の履歴書

昔の写真を見て、
今の自分ならこう撮らないと思えたなら、
それは成長だ。

写真とは、
過去の自分と対話できる唯一の表現。

今日も一枚、
意味のある写真を撮ろう。

——茶人時

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Haseda

1986年生まれ。 フリーランスの人。 カメラと音楽をこよなく愛する都内在住者。 現在「動画編集」メインの左利き。 プライベート作品はSNSで公開中。 愛機はSONYとFenderのテレキャスター。

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